TOP > おしえて骨粗鬆症:1.治療の重要性:2.太ももの付け根を骨折すると寝たきりになる?

おしえて骨粗鬆症

1.治療の重要性

太ももの付け根を骨折すると
寝たきりになる?

高齢者や女性に多い骨粗鬆症

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、女性に多いことが特徴ですが、骨粗鬆症による骨折は男女ともに高齢になればなるほど起こしやすくなります。寝たきりの原因となりえる太ももの付け根の骨折も年齢が上がるにつれてリスクが高まりますので注意が必要です。

太ももの付け根の骨折発生率(国内)

Orimo H, et al.; Osteoporos Int 27(5):
1777-1784, 2016より作図

なぜ骨粗鬆症になると心配なの?

骨粗鬆症による骨折が原因で「寝たきり」の生活になってしまうことが多いことが報告されています。
しかし、骨粗鬆症でありながら実際に治療を受けている人の割合は低いといわれています。さらに、治療を始めても痛みなどの自覚症状が乏しい病気のため、自己判断で途中で治療をやめてしまう人がいることも問題となっています。骨粗鬆症は自覚症状があらわれにくい疾患ですので、寝たきりの原因となりえる骨折を予防するためには、早めの検査による治療開始と治療の継続が大切です。

なぜ骨粗鬆症になると心配なの?

太ももの付け根の骨折を起こすと、治るまで歩くことができず、高齢者ではそれがきっかけで寝たきりになることが問題となっています。寝たきりにならないためにも、太ももの付け根の骨折の原因となりえる骨粗鬆症の予防と治療が大切です。

若い人も注意が必要?

骨粗鬆症は、「お年寄りの病気」と自分には関係ないことと考えがちです。しかし、若いからといって骨粗鬆症にならないとも限りません。特に女性は若い頃の生活習慣[過度なダイエット、日焼け対策など]が骨粗鬆症に深く関わっていることを意識しておくことが大切です。

監修 : 鳥取大学医学部 保健学科 教授 萩野 浩先生