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おしえて変形性膝関節症

4.治療

治療の分類

変形性膝関節症の治療は、主に「保存療法」と「手術療法」に分けられます。

保存療法は、膝関節の痛みや腫れを軽減し、機能を回復させることを目的に行われます。保存療法には、筋力訓練などを行う「リハビリテーション[理学療法]」、サポーターや杖などを使って膝の負担を軽くする「装具療法」、外用薬[塗り薬・貼り薬]や内服薬、注射などによる「薬物療法」があります。

手術療法は、保存療法で十分な効果が得られない場合に検討されます。手術の種類としては、「関節鏡視下手術」、すねの骨に対する「高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ)」、「人工関節置換術」などがあります。

いずれの治療も、膝関節の変形の程度や痛みの強さ、年齢や活動性などを十分に考慮した上で、患者さんやご家族と相談して最適な方法を決定します。

保存療法 手術療法

変形性膝関節症は、進行すると寝たきりや要介護のリスクが高まるロコモティブシンドローム[略称:ロコモ]を予防するためにも、できるだけ適切な治療を行うことが重要です。

監修:新潟医療福祉大学 教授 大森 豪先生