TOP > しっ得情報:変形性膝関節症 膝痛によく効く運動方法

しっ得情報

- 変形性膝関節症 -

膝痛によく効く運動方法

膝関節の大切な機能は、「支える」ということと「動く」ということです。変形性膝関節症ではこの2つの機能が損なわれるため、痛みや腫れ、硬さといった症状が現れます。したがって、膝痛の予防には「膝を支える筋肉を鍛える訓練」や「膝の動きを良くする訓練」が効果的です。

膝関節を支える最も大切な筋肉は太ももの筋肉で、この部分の筋力を保つことが重要です。太ももの筋肉を鍛える方法はいろいろあり、膝痛が軽度な場合はウォーキングなど適度な運動がおすすめです。また、膝痛で困っている人には膝関節に負担をかけない筋力訓練の方法もあります。

一方、膝の動きを良くする訓練では、関節の動きを柔らかくすることが大切です。曲げ伸ばしの訓練では入浴時など関節が温まった状態が勧められます。

入浴時にできる膝の曲げ伸ばしをよくする訓練 入浴時にできる膝の曲げ伸ばしをよくする訓練

出典:日本整形外科学会「変形性ひざ関節症の運動療法」

さらに、膝関節周囲の筋肉や腱、靭帯などの柔軟性を保つためのストレッチも効果的です。

入浴時にできる膝の曲げ伸ばしをよくする訓練 入浴時にできる膝の曲げ伸ばしをよくする訓練

出典:日本整形外科学会「変形性ひざ関節症の運動療法」

このように、様々な方法で膝関節の基本的な機能を維持することが膝痛を軽減することに繋がります。
ただし、膝の痛みや腫れが強いとき、膝を少し動かしただけで痛みが強まるとき、体調が悪いときなどは、膝に過度な負担がかかり、症状の悪化をまねくことがありますので、無理な運動は控えましょう。詳しい運動の内容や回数はかかりつけの先生とよく相談してください。

監修:新潟医療福祉大学 教授 大森 豪先生