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- 変形性膝関節症 -

人工膝関節置換術って
どのくらいお金がかかるの?

人工膝関節置換術とは

人工膝関節置換術は変形性膝関節症の代表的な手術治療の1つであり、高度に変形した膝関節の表面を、金属[チタンやセラッミックなど]や人工の部品[高分子のポリエチレンなど]に置き換える手術です。手術件数は年々増えており、今では年間8万例以上にも上ります。

手術にかかる費用は?

手術が予定された場合、通常は入院前にさまざまな検査があります。また、手術後には早期から膝の曲げ伸ばしや歩行練習などのリハビリが開始され、2~3週間程度の入院で退院になります。
入院や手術にかかる費用は保険の有無、種類、症状、入院期間等によって個人差はありますが、通常は3割負担の場合が60万円程(保険を使わない場合で200万円程)で、これに差額ベッド代や食事代など保険が適用されない費用を加えた総額が自己負担額となります。ただし、保険診療では人工膝関節置換術は高額療養費制度の対象になりますので、実際の負担額は1ヶ月あたりの自己負担限度額までで済みます。(差額ベッド代や食事代などは別途負担となります。)

* 手術料、インプラント(挿入する人工関節の機器)代、輸血料、検査料、入院料、リハビリ料などが含まれます。

高額医療費制度のイメージ図 高額医療費制度のイメージ図

高額療養費制度における1ヶ月あたりの自己負担限度額は年齢や収入の額によって異なります。例えば、70歳以上で年収156万円~約370万円の方が入院を伴う治療を受ける場合、高額療養費制度を利用すると57,600円が1ヶ月あたりの自己負担限度額になります。(2019年4月1日現在)
高額療養費制度により人工膝関節置換術の費用負担を抑えることはできますが、具体的な入院期間や治療費は、医療機関ごとに変わります。人工膝関節置換術を考えるには、医療機関と相談が必要です。高額療養費制度について詳しく知りたい方は、現在加入されている健康保険組合やお住まいの市区町村役場等へお尋ねください。通院されている病院の窓口でも確認できます。

〈高額療養費制度についての参考ウェブサイト〉

監修:新潟医療福祉大学 教授 大森 豪先生

2019年7月作成