TOP > おしえて骨粗鬆症:3.転倒による骨折を防ぐには:どんな人が転びやすい?
おしえて骨粗鬆症
3.転倒による骨折を防ぐには
- 転倒予防は骨折予防
- どんな人が転びやすい?
- あなたの転びやすさをチェックしましょう
- 転びにくい環境づくり
- 転びにくい体づくり
どんな人が転びやすい?
転倒予防には体の状態を
知ることが大切
転倒を予防するには、転ばない体づくりを始める前に現在の体の状態を確認しておくことも重要です。
例えば、「平坦な道で滑る」、「わずかな段差につまずく」、「階段の最後の1,2段あたりから転落する」、「電車の中でバランスを崩す」といった経験をしていれば、転倒を起こす可能性が高いと考えられますので十分に注意しましょう。
転びやすくなる原因にはさまざま要因が関係しています。
例えば、高齢者や女性では転倒するリスクが高いことが知られています1)。
また、脳卒中、認知症、うつ病などや、筋力の低下、視覚障害、聴覚障害などといった身体機能の低下も転倒のリスクを高める要因の一つとなります1)。
1)武藤芳輝,転倒予防,臨床整形外科,40(5):537-548,2005
監修 : 鳥取大学医学部 保健学科 教授 萩野 浩先生
2020年12月作成